Title:ロシア旅日記(23) サンクト・ペテルベルグ
 


File name:ロストラ灯台柱


サンクト・ペテルベルグ市は北欧バルト海の最奥部フィンランド湾の奥に流れ
込むネバ川の三角州に築港を目的に建都された。
運河と橋が多く、北方のベニスとも称される。

この奇妙な柱はロストラの灯台柱。木の枝の切り株みたいなものは本体、船
首(ロストラ)の模型。
敵船の船首を切り取り柱に飾りつけ戦勝を祝った古代ローマの風習に則った
ものとガイドにある。川のほとりに2本あって以前は灯台として機能した。
by 旅所々
Date:2006/01/18(Wed) 18:00
No.1117


File name:My Favorite


この湾は外洋に通じており、日露戦争のときはバルチック艦隊として遠
く日本海まで遠征。そのときの巡洋艦「オーロラ号」いまはロシア海軍
旗をなびかせ、博物館となっている。
by 旅所々
Date:2006/01/18(Wed) 18:02
No.1118


File name:常時2隻程度は停泊中


大西洋から、大型観光客船もやってくる。西欧、北欧、各地から。
by 旅所々
Date:2006/01/18(Wed) 18:06
No.1119


File name:My Favorite


たまたま海上自衛隊の幹部候補生の卒業航海で「鹿島」も入港接
岸中。夕方から艦上で公式接待行事があって、VIP連の内外人が
正装で乗艦し、テントと紅白の幔幕が後部甲板にしつらえてあった。

午前中、そして翌日、宮殿や美術館にもこれら、幹部候補生が正装
で(館内では制帽を脇に挟んで)見学していた。
女性幹部候補生も十数名居るようで、やはり黒を基調とした征服、
金ボタンに身を固めていた。聞けば、春、4月に呉を出航、東廻りで
ハワイからパナマ運河を抜け大西洋を越えてき来た。秋までかかって
世界一周を終える長旅とのこと。

by 旅所々
Date:2006/01/18(Wed) 18:07
No.1120


File name:My Favorite


運河巡りの観光船も多い。夏休みに入ったのか、女、子供の家族連
れが目立つ。日本だと夏は夕暮れになれば風情も勝るのであるが、
なにしろ白夜の季節。よる8時をすぎても昼間の明るさ。11時頃にな
らないと夕暮れてこない。
by 旅所々
Date:2006/01/18(Wed) 18:12
No.1121


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