2日目(8月15日 金) 

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  朝、起きたら、霧がたちこめていましたが、主人と散歩にでることにしました。昨夜、スタッフにトレッキングコースガイドをもらったので、山野草咲き乱れるこぶしの小みち、がいいなぁ、といったら、2日前行きましたが、花は咲いていません。ただ、暗いだけです。渓流釣りは?つれません。釣りたければ、山の上の釣堀に行って下さい、とのこと。なあんだ、と、おもいました。

とりあえず、別荘地をドライブ。トレッキング専用駐車場につけ、歩き出しました。??これ、違うんじゃない?と、思うほど、岩だらけの急斜面。傘を杖に岩を登っていると、人が下りてきたので、聞くと、朝5時から、ハーヴェスト蓼科のコースからきたけれど、岩もこえなきゃならないし、何もみえないし、止めたほうがいい、とのこと、私たちは、すぐ止めて下りはじめました。その方は、ホテルまで走って帰るとかで、あっという間に見えなくなりました。

渓流でくつを洗ったり、ペンションの花壇をみたりしながら戻る途中、さきほどの紳士にあいました。失礼とは、思いましたが声をかけましたら、乗ります、とのこと、お話を伺ったら、去年ホノルルマラソンに出場したとかで、どうりで、車で行って、ちょこっと散歩、の私達とは、心構えがちがいますね。60歳にはみえませんでした。5年前にハーヴェスト蓼科のオーナーになったそうですが、お風呂がちょっとねえ、と、おしゃっていました。やっぱり。

 朝食を部屋でいただき、8:15に影絵体験に出発しようと、支度していたら、急に雲が流れはじめました。急いで、ロビーと地下のレストラン・ル・ブレに行き、写真をとりました。あこがれの、赤岳、阿弥陀岳も見えてきました。

 

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主人は、こんなの見えるなら、ホテルに残ると、いうので、4人で出発。途中、蓼科リゾートでは、木立を散歩する人がいたり、渓流釣りをしている人もいました。白樺湖の藤城清治先生の影絵の世界はみんなで楽しめました。

ホテルに戻ると、「あれから、雲がきれて、蓼科山から八ヶ岳、甲斐駒までみえて、カナダバンフのリムロックリゾートみたいだった」(スケールはちがうけれど)と、うれしそうにはなしてくれました。
(私も見たかった。カメラ渡しておけばよかったです)

 

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   昨日タウンセンターにあった割引券をもって、麦草峠方面のオーベルジュ・ドゥ・シェマリへ。開店前で待っている人に何がおいしいか、聞いたら、みんなはじめてのひとで、きこりのオムライスを注文していました。主人が、奥さんの作ったオムライスのほうが、ずっと、おいしいといったら、隣りの方も、どうってことないですねと、苦笑です。
本を見てくる人ばかり?具もはいってないし、量も少なく、いまいち、でした。

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  小雨もやみ、運動不足、という主人を白駒池でおろし、抜けたところの駐車場で散策しながら、待つことにしました。急に青空と太陽であたりが、あかるくなり、戻ってきた主人が、この分だと、山も見えると、霧が峰方面へ、車をとばしました。


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 8月1日にニッコウキスゲが満開だったのに、2週間後、道路からも松虫草の群生が見られるなんて。
カハラナデシコ、ツリガネニンジン、など、すっかり、秋のお花にかわっていました。

 


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霧が峰周辺では、たくさんのめずらしい蝶たちに逢いました。

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ドット柄の顔がおしゃれなアサギマダラ

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クジャクチョウ

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ひよどり草には、蝶がたくさん

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羽をひろげたアサギマダラ

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ウラギンヒョウモン

  今日は、なんてラッキーな日なのでしょう!お花や蝶々、八ヶ岳も見ることができました。
先ほどまで、陽に赤くてらされていた、赤岳もやがて、美しいシルエットになりました。父と娘の仲良く話す姿をみながら、松虫草と、ゆく夏を惜しむようにいつまでもたたずんでいました。

 

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